娯楽

透明人間

venerdi ventisette novembre 久しぶりに太陽が照ると気が晴れる こぼれ出る空気の粒をずっと拾いつづけてください 名が刻まれること無くとも 私は私で あなたのあなた

ううん、知らない

Sabato ventidue marzo 数日前、大雨の日。 映画「至高のエトワール」を観る。 生まれ持った身体的資質は必須条件だし、苦労努力なんてものは当たり前だからか、語られもしないのね。 ひたむきに他者を受け容れる、優しい美しさに圧倒された。 停めていた地…

いつか、もしも、私なら

mercoledi dodici novembre 京都国立博物館に鳥獣戯画甲巻を見に来たら、館外で120分待ち+館内中央展示室前で40分待ちの表示が。 何の下調べもせず気楽に来て、びっくりだったけれど、待ち時間中たくさんの人を観察をしながら思ったことがある。それは、ま…

まばらに咲くバラの小道を抜けて

venerdi otto novembre アマン・ジャン、近くの美術館の収集品に縁があったなんて初めて知った。どこで何と繋がるかなんて、ほんとうに分らないものね。 フェリックス・ヴァロットン、黒と白の強烈なお話を、とっくりと追いたい。来年、オルセー美術館とゴッ…

琥珀色の夢

martedi tre settembre 版画の愛らしさはもちろんのこと、作品解説の抜粋も、読んでいて面白かった。学術的な解説と言うより、主観ばりばりのエッセイのよう。 大日本魚類画集がもしももしも復刻したらなら、並んででも買う。 や、並びはしないわね。 同展示…

トビアスはどこ?

mercoledi cinque jiguno 美しく珍しく貴重なものでなければならない。 鑑識眼と収集を受け継ぐということは、決断と実行を伴う「力」を永続的に保つことであったのね。 グイド・レーニ”St Magdalene"の絵から60cmくらいの所に立って見ると、見上げた右目…

ひとめぼれ

martedi quattro jiguno 吉備大臣入唐絵巻のお話は、ハチャメチャで可笑しい。 書物についての教養の高さが、そのまま人物の評価とされる下りなんて、今も昔も同じよね、と思ったり。 印象深かったのは、長命筆による四天王像(1253年頃)のうちの、広目天さま…

歴史を学び、歴史に学ぶ

義倉(ギソウ)という飢饉対策の備荒貯穀制度が、民間主体で運営されていたのだとか。 設立は明和6(1769)年で、家産は問わず、出資も強制されない、義志の浅深に任せられた倉。 貧民救済と商業資本に利用されたというのだから、今、最も求められている役割…

映画、007スカイフォール

観て参りました。よかった。 自分自身と闘うのね。 想うのは母親像なのかしら。 好きだけど嫌い。嫌いだけど好き。 切っても切れない。 見えてはいない側に目を凝らしています。

ピュアな音を観なさいと

昨年2011年12月17日に求道会館で行われた御前コンサート。 その再現音楽会を楽しんで参りました。 歯科医でいらっしゃる三船先生が、 なぜ皇后様の前でチェロを弾くことになったのか。 経緯を伺うと、先生のお話は途切れることなく続いて、 あっさり…

映画『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』(試写)

怖そうなところで目をつぶっても、聴覚的におっかない。 音と音との重なりの間に、まだ何か拾おうとして耳の先が固くなる感じがしちゃった。 これは1人で観らんないわあ。 ・・・目の前にいる人こそを、ちゃんとそばに感じられたらいいのに。

のぼうの城(試写)

己を信ずるがごとく、人心を信じたのだろう。 そうありたい。 (追記:スクリーン鑑賞の醍醐味とも言える迫力の場面、観る人によっては辛い臨場感かもです。) 月夜。普段、遅い時間に歩くことはそう無い。 すがすがしい空気を吸いました。 どうせ流す涙なら…

新しい靴を買わなくちゃ(試写)

こそばいー会話たっぷりの物語を通して思った事は、 どんな状況であろうと、清潔に趣味よく住まい、心地よい交友を保って暮らさなくちゃ、だわ。 パリの風と光をきれいに見せてもらえた映画でした。 それとスズメさん、幼さが抜けたらどんな女優さんになるの…

Red Moon

開山1200年前という古刹本殿でチェロと声明の室内音楽会。 クリスティアン・ギガー(Chistian Giger)ご夫妻が演奏にいらした。 会を企画された方とお寺の貫主さまとが縁戚ということで、ほぼホーム演奏会。 聴衆30人ほど。贅沢だなあ。。。 お灯明と行…

暑さを感じながら

冷たいレモンティーとブランデーケーキなどのんびり食べ食べ 録画しておいた映画『父と暮らせば』を明け方頃に見る。 お話の舞台は違うけれど、もう一か所の日なのね。 秋の切り花になる苗か種を探しに行こう。

蜂蜜

『蜂蜜』を観にお出かけ。 冒頭の「〜物事を容易にし、複雑にしてはならない。」という一節にパンチを食らう。 あいややややや! お耳痛いというか、身にしみるというか、胸がちくっとしちゃった。 今さらヒリヒリしてもしょうがないのにね。 物語そっちのけ…

琳派・若冲と雅の世界

若冲といっても数点でした。 一番最初に展示してあった、もっともらしい巻物をふむふむと読んでいたら、 コレクションをした方の生い立ち伝記物だと気付き、なんとなく、ぼえ〜。 今日覚えたのは「描表装」という手法のお軸。 いつもは解説は斜め読みで頭に…

昨日のこと

”Cinema's by Shochiku”ファンページでチケット当選していた 映画『八日目の蝉』を観に行った。 おー。 物語でも現実でも、もはやアレンジの施しようのない同じ言葉で 面倒を切り抜けるものなのかしらん?すごいね。 と、変な感心をしてしまう。 思っていた…

鑑賞券当たる

わーい。 の”映画『八日目の蝉』ファンページ”で チケットプレゼントに応募していた分が当たったー! いつもは気が向いた時に当日で観るから、 こういうちゃんとした鑑賞券ってすんごい久しぶり。 いいわあ。 眺めているだけでお出かけ気分になって参ります…

法要音楽会

この演奏を聴けたのは、降って来た御縁。 蓮台寺の大きなお不動様の前で、 台南にダムを造った八田與一氏の生誕125周年の法要が今日行われた。 それはまた同時に、このたびの大災害の法要にもなってしまった。 護摩壇での声明に続き銘器奉納演奏。 奇美博…

ゆっさゆっさ

危険なほど揺れたね。 おにゃのこ湯気蒸気に身を浸し、パワーアップ。 夜深すぎる外気や町の灯りから漂うモヤに少し怖気づいたり。 とは言え、月明かりの下、点滅信号のみの一本道、 いつもの半分以下の時間で帰り着く爽快さよ。

眺めのいい部屋

今日は偶然時間が取れたので『午前十時の映画祭』に行って参りました。 ここの地域は『眺めのいい部屋』からスタート。 なんと、夕方からの上映回もあって、それも1000円で観られるそうなので、 時間的選択の余地があるので、ちょっとホッとしたり。 こ…

午前十時の映画祭

ハクオー(id:hakuouatsushi)様プレゼンツ『あいとあつしの聞いてワクワク!観てガッカリ...』という 映画専門(?)ポッドキャストで知った『午前十時の映画祭』 が今週土曜日6日からスタートするので、昨夜 今まで一度も行ったことのない該当映画館の下見…

Mosh & Scream

あいも変わらずのんびりじっくりのお支度ペースで、ちょびーっと押すかなあと心配したものの、 まあまあ時間ぴったりにスタート。 ひととき、浮世では無いあたりをフラつきました。 寒くて震えていたのに、手足の先までしっかりあったまったよね。みんな。 …

だからココ・アヴァン・シャ

先月そう言えばココ・アヴァン・シャネルを観に行ってきたんでした。 映画館で観ているとき、多分、この映画のせいじゃなく自分自身のせいで なんだかお話に乗り切れないうちに全編終わっちゃった感があって 消化しきれていなかったので、今頃鑑賞報告です。…

銭湯

きたきた。届きました。 京都の銭湯を英語で紹介した小冊子です。 たとえば、入浴マナーとか、歴史・文化とか 私たちもちゃんと知っておくべき、そういうことも、 やさしくまとめられています。 超有名観光スポットを起点にした銭湯地図は手作り感いっぱいで…

お腹よじれ映画

公開終了直前に観てきました。http://www.horumo.jp/index.html いろいろ配慮をもうすこし・・・と漠然と思う箇所はあったものの 真面目に考える事などきれいさっぱり忘れさせてくれるあほらしさ。 すっごくおかしい。 映画館で声を立てて足をバタバタさせて…