日常

ふたご座流星群見物そのあと

2日前 うんと防寒をして夜空を見上げました 叶えようのない願い事をかけられたって困るだろうな それでも律儀に落ちて来る流れ星 不時着した未確認飛行物体は 暗闇で時々 紅くまたたいています ETって ちゃんとお家に帰れるお話だっけね

願い

domenica venticinque dicembre 小さなワガママと ずっと持っていた願いとを 聞いてくれるサンタさん あなたは幸せでいてくれてますか? いつまでも

あげたがり

lunedi dicianove dicembre 人はなぜ欲しがるのだろう そんなに欲しいものってあったかしら

甘めを探して求める

venerdi trenta settembre 急に秋 洗い髪が冷たく感じて 半年ぶりくらいにドライヤーをかけました 好きな声のような温風で ほろ酔いです

ぱたぱた

venerdi 1 agosto かぐわしい風を受けると 偶然、照らしだされた虹

まっさらの

lunedi diciotto luglio モノクロの世界で 初めて嗅ぐバラの香は 何色だったか

ゆらゆら

martedi quattrodichi jiugno 見つめたいのに まぶしい くずれてしまいそうです

欠けたお皿

lunedi ventitre maggio 満月の翌日の宵 泣き腫らしたかのような大きな月が昇って来る 痛みに堪えている顔色は 赤い

推して知る

giovedi ventotto aprile 馬が要らない水を飲まないのと同じ 言い辛いことは 言わせなくていい 聞かなくていい

続く道

venerdi otto aprile ずっとピンクの絨毯が引かれた上を歩いていられるなら

いまだ咲かず

venerdi venticinque marzo このまま時が止まればいいのに とも思うし 月日なんて流れ過ぎてしまえ とも思う

黙るしかない

giovedi diciasette marzo 自分が静かにしていれば 取り巻く世界も静かになるかな いま 声を無くしている とっても困るけれど ほっとしている

わがままを行う

giovedi ventotto gennaio 1分ほど 寒さ辛さ痛さを忘れて見る初夢

寒波

lunedi venticinque gennaio お月さまが凍って壊れそう なにも出来ない ひたすら案ずるのみ

自分だけが知っている

mercoledi trenta dicembre まことに幸せな年でした

ちょうどよく満たす

venerdi venticinque dicembre 月がまんまるになるたび ざわつく深奥を鎮めてくれる ああ大丈夫だ って思える。

ゆらゆら

domenica quattro ottobre 東の空を昇って行く半分の月を、早い時間から眺めていました。 ひとり言がひとり言で無くなるとき、 なぜか孤独が始まるようです。

いない ない

lunedi quattrodici settembre 身体のリズムあるいは鼓動が止まるようで、週末はきらい

Once in a blue moon

venerdi 1 agosto 幸せなどというものは自分の底から湧いて来るものと思う。 しかしながら、そこからだけでもないよと教えてもらった。 くっきりと完璧な月が照らしてくれているのだから、 投影される姿は揺らいでいませんように。

綱渡り

venerdi ventiquattro luglio 気配を感じればこそ いてもたってもいられない

あつい赤

sabato diciotto luglio 真夏のバラは難しい

ひとり

mercoledi dieci jiguno なにもみえません この目は 曇っていますか?

透かし模様

martedi due jiguno 明かりを当てたり、かざしたり。 見えないと思っていたものが見えそうになる。

半月

martedi ventisei maggio どこにも落とさないし、無くさないし、取り上げられることもなく、ちゃんと手の中に戻って来る。 まん丸のはずの、見えない半分は私。

何が出来るわけではないけれど

martedi ventotto aprile Tutti li miei pensier parlan d'Amore. Dante Alighieri

願い

domenica otto marzo 今春はじめて見る沈丁花。 挿されたばかりなのか、とても小さい。 新しい道に、深く根付きますように。

桃の花

mercoledi quattro marzo 花芽が吹きこぼれて、小さな春色。 揺すられたらすぐ落ちちゃうから、気をつけて。

バンダ

lunedi due marzo 哀しみの表れかたは人それぞれ。 いろんな思いがまとわりつきます。 せめて清しい空気を。

ふと問われ

giovedi ventisei febbraio 口ごもる ずいぶん前の日記を引っ張り出してしまった。 むかし陥った自分の罠に、いまだ憑かれそうになるから、この時期は苦手。 ほとんど思い出せないというのに。 こわさにも麻痺していたのです。

華やぐ

lunedi sedici febbraio 食いっぱぐれて、食いっぱぐれて、食いっぱぐれて、 その合間に、おだてられて、助けられて、可愛がられて、 笑って笑って、次も会いたくなって、終了。