ごちそう

知らない駅

道に迷って辿りついたわけではない あたたかい湯気のむこう 見えそうで見えなかった星は 今 この手の中にある

こもりがちな日々だけど

lunedi quattordici marzo なんと優しい味 かすかに栗のような甘みを思い起こさせる後味で すっきり

明白なこと

giovedi ventidue ottobre 自分勝手でわがままなのは 私

木犀のころ

lunedi tredici ottobre 朝夕冷えるようになると 甘くて暖かいものが恋しくなります

解体しても探らない

sabato quattrodici maggio 緊迫感。。。 見せない面があるのでしょう。 知りたいとも思うけど、 見せたい面があるのなら、それだけを見ていよう。

un baccione

venerdi ventisette marzo 青かった紅甘夏柑も、いつの間にか食べ頃になっていたから、マーマレードを作った。 ちょうどよい苦みと甘さと、ちょっと変わった香りで、大好き。 さっき引き当てたチョコの中に入っていた一節。 Bocca baciata non perde ventura…

茶柱

venerdi tredici marzo 朝から、帰りたくて帰りたくて仕方なかった日。 私は、いったい何を心配しているのだろう。 落ち着かない心を、とびきりいい香りが撫でてくれた。

初詣定食

venerdi sedici gennaio この世の色が鮮やかに見えるのは、初詣だから? 夜になって風が強くなってきても、お腹の底からあったまったせいか寒くない。 あったまっている理由は、私しか知らないはず。

それでも生きねばならない

mercoledi ventitre dicembre 私が役立つことなど無いのだろう。 なのに、夢見心地でのぞみをいだいてしまう。 どうにもならないことは、軽い甘味で補って笑顔で埋める。

あまい実

giovedi nove ottobre 阪急御影駅南口はすか向いあたりの、小さな店舗に溢れる果物に誘われてしまう。 オレンジジュースを頼むと、カゴの中に盛られたオーストラリア産ネーブルを搾って飲ませてくれる。お店の外にまで香りが漂い出すと、通行人も足を止めち…

おリボンは紅葉色

lunedi nove dicembre 見た目より甘くて脆い。 香りしっかりとしたお茶が合いそう。

かりんとおかき

sabato sedici novembre 淡い色のウサ耳衣被ったお菓子。 ほどくのが勿体無いくらい可愛い包みを見ると、疲れも吹っ飛ぶ。 しっかりとした食感に、あっさりとした味の、丁寧な作りでとてもおいしい。 困ったことに、食べ始めたら歯止めきかなくなるのよね。

時間に追われていないときの、とっておき

martedi nove ottobre ブラジル「センテナーリオ」深煎り。 この香りが立ち上るにつれて、難しい事とか楽しい事とか一切合切消されて行きます。 安定の美味しさ。 お伴は洞爺湖のわかさいも。

明るく甘さを持つ

domenica quindici settembre ニカラグア「モンテ・リバ」深煎り。 酸味ある系と聞いていたんだけれど、すっぱさはどこ? まろみがあって、コクがあって、うーん美味しい。 風味特性を探りながらすすっている間に、貴重な1杯を飲み終えちゃった。 飲んだこ…

さくさく進め

giovedi ventinove agosto 鼻ぴちょのせいで、味わからないっ。 しまった。 食べちゃった1個、もったいないことをした。 残りはしばしお預け。

どこからともなく雫

lunedi ventisei agosto ぶどうジュレ、さくらんぼジュレ、白桃ジュレ、マンゴージュレ、 全部寄せたら、発色はレトロになった。 暑さでくたびれた消化系にやさしく溶けて行く色合い。 すりガラスからの陽射しを避けてお昼寝するような、懐かしい感じ。 こち…

どこまでも飛ぶ

sabato sedici agosto 目には見えない片羽が、無償の愛なら、 その飛翔を支えるエネルギーは、、、 まずは糖分ということで、わらび望。

甘露

mercoledi cinque luglio 日本みつばちの巣箱を昨年設置されたお寺から、2年目のハチミツを頂戴しました。 巣の採取と蜜を濾す作業のお写真を、拝見しながらよだれ垂らしていたのが、すっかりバレていたようです。 昨年とは味が違う! へええええ。色も違う…

お鬼ぎわい

venerdi ventotto giugno 生粉打ち。2枚盛り。こうでなくちゃ。 虫明焼きの本物を初めて鑑賞する。 表面の、ガラスのような透明感とツヤが好き。 蒸し暑い時期に飾ったら素敵だろうと想像する。 想像するだけで精一杯。

移動サンルーム

お外は冷たいけれど、車の中は太陽がいっぱい。 お昼。遠足には欠かせないお結び。 ウ って書いてあるから、中身はウナギ?んなわけ無い。

かなうものなし

わたくしにとっての命の泉はメドンちゃんです。いきかえるー。

お地蔵さまの蜜壺

お寺の山門に巣を作った日本みつばちさん。 安全な場所へと巣のお引っ越しをした際に、こぼれた巣の一部から採られたハチミツ。 偶然と、ご苦労と、お心遣いの詰まった貴重な一瓶を頂戴しました。 みつばちの巣から直の蜜は、こんな味がするなんて知らなかっ…

そのものそのまま

立派なソラマメをたくさん頂いた。 昨年も頂いたのよね。ありがとー。あんじぇりか様。 たっぷりのお湯を使って、塩ゆでにしました。美味しかったです。 1年かけて、結局、本当のホントの所、素直な原点に戻りました。

ウサコロから、花かんむり贈呈

あーちゃんとkinokoさんが遊びにいらした日。 (あーたたち、はてな更新していないけれど、id貼っていいの?どうなのよっ?) かわいい物好きなお2人でmt(マスキングテープ)工場を見学されたんですって。 工場見学のお土産に頂戴したのが、クマさんのテー…

捨て動物でも入っているのかと

お隣から、揚げたて天ぷらが来たっ!なぜかダンボール箱入り。 持っていらした姿を見たとき、捨て仔猫か迷い伝書鳩でも入っているのかと思っちゃった。 コシアブラ、コゴミ、レンコン、タケノコ、熱々だから早めにお昼ー。

薄ぼんやりピンク

明け方のこと。 こちらは雲の中にいるような小雨で、ボーっという船の音が時々鳴っています。 昨夜、滑り過ぎる氷上の熱戦を見ながら、せっせと混ぜて作ったイチゴシャーベット。 ああ、そう言えば、苺ミルクお好きではなかったわね。 催花雨?促花雨? こん…

艶っぽい大吉

伏見稲荷参道のおせんべい屋さんの辻占入り鈴せんべい。 おキツネさんの絵柄の丸い味噌煎餅をひねった中に大豆が2粒入っていてコロコロと音がする。 おせんべのお尻に挟むようにしておみくじが差してある。 「お前正宗 わしゃ錆刀 お前切れても わしゃ切れ…

旧年中のお礼

早起きして町内の雑用を片付ける。 そのあと、いつもより美味しくなるよう衿を正してコーヒーをいれる。 出発。右手に国分寺五重塔を、左手に丹頂鶴のお宿を見ながら古墳群を抜けて目的地到着。 まずは本殿でごく一般的なお願いごとをして、山内を登ってお賽…

冬の果実

少し前の話。 「冬至のお風呂用に。」と大きなレジ袋一杯に柚子をご近所の方から頂いた。 その方にとって、未だ私は赤いランドセルを背負ったかわいいへたれうさちゃん。 お庭の甘夏やら薔薇やら、昔からよく頂戴していた。 今はもうホームに入られている生…

懲りないおんな

ねっとりと甘く熱い誘惑に、誰も知らない危険が潜む。