2015-01-01から1年間の記事一覧

算額

martedi quattordici aprile 石段の上には、お百度石があった。 手は出さないけれど、手を添えてくださる。 なにかを、願うことなどあるのでしょうか。

un baccione

venerdi ventisette marzo 青かった紅甘夏柑も、いつの間にか食べ頃になっていたから、マーマレードを作った。 ちょうどよい苦みと甘さと、ちょっと変わった香りで、大好き。 さっき引き当てたチョコの中に入っていた一節。 Bocca baciata non perde ventura…

私だけの時

giovedi ventisei marzo この世を手に入れた気がした。 夕陽はストップウォッチ。

ううん、知らない

Sabato ventidue marzo 数日前、大雨の日。 映画「至高のエトワール」を観る。 生まれ持った身体的資質は必須条件だし、苦労努力なんてものは当たり前だからか、語られもしないのね。 ひたむきに他者を受け容れる、優しい美しさに圧倒された。 停めていた地…

逃げ込む花

sabato quattrodici marzo 水の滴り落ちるリズムが織りなす音楽を聴いていると、 透明なバリアで外界から守られているように思えてくる。 私だけの小さな空間の中では、 聞きたくないことは聞こえないし、見たくないことは見えない。 ああ、この曲名を早く調…

茶柱

venerdi tredici marzo 朝から、帰りたくて帰りたくて仕方なかった日。 私は、いったい何を心配しているのだろう。 落ち着かない心を、とびきりいい香りが撫でてくれた。

願い

domenica otto marzo 今春はじめて見る沈丁花。 挿されたばかりなのか、とても小さい。 新しい道に、深く根付きますように。

桃の花

mercoledi quattro marzo 花芽が吹きこぼれて、小さな春色。 揺すられたらすぐ落ちちゃうから、気をつけて。

バンダ

lunedi due marzo 哀しみの表れかたは人それぞれ。 いろんな思いがまとわりつきます。 せめて清しい空気を。

ふと問われ

giovedi ventisei febbraio 口ごもる ずいぶん前の日記を引っ張り出してしまった。 むかし陥った自分の罠に、いまだ憑かれそうになるから、この時期は苦手。 ほとんど思い出せないというのに。 こわさにも麻痺していたのです。

華やぐ

lunedi sedici febbraio 食いっぱぐれて、食いっぱぐれて、食いっぱぐれて、 その合間に、おだてられて、助けられて、可愛がられて、 笑って笑って、次も会いたくなって、終了。

春を待つ

sabato quattordici febbraio Happy Valentine Day 想いが、届いていても届いていなくても。

覚悟と現実は違うのだろう

giovedi dodici febbraio 私はちっとも優しくなんかない。 話してくれた事を、同じように後になって感じるでしょう。 寂しいね。

支えがあれば

giovedi cinque febbraio 見知らぬ雑踏の中でも、寂しくない。 ひとりの帰り道だって平気。

おとぎ話ではない

martedi tre febbraio いいお靴とは、おそらく人を、いい所へと連れて行ってくれるのだろう。 素敵な靴を好む方に、たくさん教わる。 そうして、私に欠如しているものに気付かされた。

わがまま言わせて

mercoledi ventisette gennaio 深煎りします。 このひとときは、何物にも代え難く、無くてはならない。 苦いけれど好き。

陣中お見舞い

mercoledi ventuno gennaio 遠く、ひとりで頑張っていらっしゃる方へ

初詣定食

venerdi sedici gennaio この世の色が鮮やかに見えるのは、初詣だから? 夜になって風が強くなってきても、お腹の底からあったまったせいか寒くない。 あったまっている理由は、私しか知らないはず。

七転び八起き

sabato dieci gennaio 好きだった人には順風満帆であってほしい。 妬ましいほどに、幸せでいてくれなきゃ。

お待ちかね新年

giovedi due gennaio そわそわと落ち着かず ああ 私はいったい 何を待っているのだろう