山の神様、海の神様


今年の県北、まつたけの好む気候に恵まれて豊作なのだそう。
見目麗しいナイスボディはわたくしたちを尻目にとっとと都会に出て行きますが、
それなりのものはこの土地でわたくしたちがうふうふ消費します。
手で裂いて、直火であぶって、藻塩をちょんちょん、ぱく。
お口の中に山と海の幸。おいしい。
炭火が扱えたら、もうちょっと風情が出るかしらね?
今後の課題にしましょう。


県北と言えば、知り合いに漆の専門家がいる。
家族で山に住み、漆の木を植林し栽培や採取技術の研究保存、また、
事業に関わる客人があるときは、迎え対応する役目も担っていらしたと思う。
とあるバイオ企業のメセナ事業の一環だっただけに、
今、その存続が危ぶまれていることを新聞で知った。