泥の中から空を見る


なたね梅雨の雲の切れ間に、太陽と水を含んだ土の匂いが立ち込めています。
かたく結んだ花びらを、1枚1枚はがすかのような作業をなさっていることでしょう。
掘り下げるのも積み上げるのも事実の連なりで、支柱は信念。
胸いっぱい吸い込む空気に似た、クリアな視界をもたらしてくださっています。