ひとめぼれ

martedi quattro jiguno

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吉備大臣入唐絵巻のお話は、ハチャメチャで可笑しい。

書物についての教養の高さが、そのまま人物の評価とされる下りなんて、今も昔も同じよね、と思ったり。

 

印象深かったのは、長命筆による四天王像(1253年頃)のうちの、広目天さま。

紙と筆を持ち、世を見定めんとするお姿は、誰かに似ている。

もういつ会えるか分からない。来られてよかった。