支える人


自分の解釈を加えると、その美しさが損なわれるような気がして
いじくりまわせない物もあります。
想いを込めた時間や作業や苦心や満足感。
自分の名は無いところで働く者としての共感を感じる瞬間もあります。
だから、そのまま、触らない。
そしてただ尊敬の念。
わたしたちは、闇に咲く、提灯が焚かれることない山桜の吐息。