食べさせるための味


ひょんなことからある中国の方と知り合った。
彼女は、この春小学校にあがるお子さんを置いて、
蘇州近郊の町から出稼ぎにいらしている。
ある日、彼女は餃子を作って持ってきてくれた。
小さくしっかりとした餃子で、少々乱暴に焼いても崩れない。
お味は。。。ぐっと心に来る優しい味。
戦争をまだ覚えている家族達も含め、無言でそのおいしさに感動しました。
きっと、ほんとうなら、お子さんがお腹一杯食べる食卓の上のごちそうのはず。
こういう体験が偶然(なのか?)用意されている不思議。
今度、彼女に餃子を習います。
お買い物からお供するのです。