サクサクじゅんわりほろほろ


美味しい物って尽きること無く世の中にあるのね。
食べていたはずなのに、すっかり忘れているなんて、
我ながら、ひどい。
物に溢れた暮らしに身を浸していた頃は、1つひとつの印象が薄かったのかもしれない。
消費することに追われて、価値やその裏にあるお心遣いまで消しちゃってたのかも。
ま、そもそも霧の中の事のようで、すっかりぼやけているわけだけれど。
大切な手から受け取り、重さをこの手に感じて、わくわくと包みを開ける。
なんと楽しいことなんだろう。