このときはエメラルドがかった乳緑色

こういうお山は製紙会社有林なんだー。と看板横目に山道を縫い縫い。
自然のカタチとばかり思っていた道路脇を、大掛かりに整備しているのに行き会う。
森があり→蕗があり→背の低い芝があり→アスファルト、となっている芝部分を、
カーペットロールのように敷き貼る作業もところどころで見かけた。
人の手がちゃんと入っているのね。
そうよね、放っておいたら、あっという間に通れなくなるわよね。そりゃそうだ。
あで?
・・・うまく言い表せないけれど、どこかで何か勘違いをしていた。←自分用メモ。

オンネトーに到着。
文字で見ると「オンネトー」なんだけれど、耳には「オンネット」と聞こえる。
うーん。オンネットと文字にしてもちょっと違うかしら。
屈斜路湖(くっしゃろこ)も、「クッチャラコ」と聞こえる。
うーん。これもピンとこないな。文字で見るより、つづまった感じかしら。
古いイントネーションを覚えておきたいので、人の話している横で耳を澄ます。
静かな静かな湖。水辺まで近づけました。

朝からずっと、移動演習と思しき一団に前後を挟まれて、
ゆっくり走らせて見たい個所でも速度を落とせず、きっちり上限速度走行しか出来なかった日。
迷彩ネットを被せられているのに、筒が前に迫り出している目立つ実物を見たのは初めて。
交通の邪魔にならないよう、2〜3台ずつ時間をずらして動くようで、
すれ違う一団一団いろんなタイプの車体があって、おもしろかったなあ。
その方面の知識に明るかったら、もっと楽しいんだろうな。


そうこうしているうちに、足寄(アショロ)。
道の駅に、思いがけない展示コーナーがあったので、オモロイと思って撮ったら、
「お撮りしましょう。」と、頭から足の先まで黒皮尽めライダーさんに声をかけられる。
「大ファンで、押しかけて来てしまったのはこれで2回目です。」(原文ママ)なのだそう。
丁寧な言葉遣いで活き活きと語る方のお顔って、いいな。
ちょっと、ほのぼの。

道の駅あしょろ(銀河ホール21)のパンがどれもすっごく美味しかった。
特にエンジェルソフト、1個189円。
焼き立てで熱々ふにゃふにゃの中には酸っぱいチーズとゴロっとしたリンゴが詰まっていて
思い出すだけで、ほっぺが、にへら〜っとなっちゃう。
1個すぐさま食べ終わって、もう1個買おうとしたら、左空きスペースに別の新たな焼き立てが!!!

チーズフォンデュ、1個147円。
表面カリカリで、とろけたチーズがうにゅーってはみだして、口ん中、ヤケドしそう。
おいしーな。
輸入小麦ではない、ここの小麦の香りなんですって。
夢中でいっぱい食べて、リーフレットがバターでギトギトになっちゃった。

日高の展望台では深いガスで視界数mだったのに、峠を越えると嘘のような快晴。
すぱっ!と別世界。
画像はボタ山。夕張の炭鉱があった辺りで、煙突や炭住もまだ残っている。
夕張メロンを求めて、即売市が立っていないかと、ビニールハウスの並ぶ山間をうろうろ。
想像していたよりも小さな栽培地域だったなあ。
結局、即売所を見つけられなかったのは、時期がまだ早かったのだと後に知る。