MPGが頑張っていることへの声援


Graffiti6の中心的人物のトミーD氏が取り組んでいるMPGという活動があります。
MPG(ミュージック・プロデューサーズ・ギルド)credit where credit is due
http://www.creditisdue-mpg.co.uk/
一聴衆として世界のすみっこにぼんやり座っている私ですが、
ずっと思っていたことにあまりにもハマリ過ぎている活動なので
黙って見過ごすことはできませんでした。
だからせめて、つたないですが内容の和訳などをしてみました。
以下のような事が書かれています。
ご興味の無いサイトでわざわざ投票して下さいという意図はありません。
ただ、こういう動きがあります、とお知らせをすることで
MPG、そして楽しみを与えてくれる音楽への応援になればと思っています。


Credit where Credit is Due
ビヨンセのニュー・アルバムの7曲目のベースは誰が弾いてたっけ?
スノウ・パトロールのアルバムはどこでレコーディングされたんだっけ?
アルバムにあるそういったクレジットを最後に見たのはいつのことだろう?


アップルのiTunes店からダウンロードされている100億曲のうち、
1曲として、これらの質問の答えを得る術がありません。
どの合法的なMP3においても、レコーディング、ミュージシャン、機材、
版元や感謝の言葉などに関する情報が無いのが現状です。


映画から展覧会に至るまで幅広い創造的な分野では、
尽力する者達のひらめきやキツい仕事の功績を認めるのはあたりまえなのに
なぜ音楽業界にはこれが欠落しているのでしょう?
BlackberryiPhoneには、車を探し出すのを手伝ってくれたり、
銀行口座の残高を管理してくれたり、戸棚がいかにきちんとなっているか
チェックしてくれたりするテクノロジーが備わっているのに、
たまたま聞いているギター・ソロを刻んでいるミュージシャンの名前を知ることが、
私達は、いまだ出来ないでいるのです。


MPGミュージック・プロデューサーズ・ギルドのディレクター達は、
アーティスト、レーベル、プロデューサー、パブリッシャー、等しくオーディエンス、
この問題に関わるすべての人々の意見を集約するために、
開かれたところで討論すべきだと感じています。


下記の投票と忌憚無きご意見を頂戴するお時間をいただけますでしょうか?


クレジット記載内容は鑑賞体験へと結びつく必要があります。
そして、一番重要なのは、知りたいときに、必要なときに、
感銘を受けたものについての記述へとアクセスできるようになることが求められています。
私達は、私達が成した確かな作品と、
その作品に輝かしく添えられた自分の名に誇りを持つべきです。
「私達でなければ、いったい誰が?」


下の方に書かれている投票項目
録音された音楽の、プロダクション、演奏家たち、マスタリングに関連したクレジット情報を
将来的に、公式な統一データベースで見たいですか?
 はい  いいえ


こういった情報が全ての将来的デジタル・メディアにメタ・データとして組み込まれ、
リスナーがアクセス可能であるべきということに賛成ですか?
 はい  いいえ


あなたの音楽収集を検索するのに、クレジット・データを使用したいですか?
 はい  いいえ


これらの情報がファイル形式で埋め込まれていたら、あなたはもっと音楽を購入しますか?
 はい  いいえ


注:これは http://www.creditisdue-mpg.co.uk/の対訳です。
このブログで投票キャンペーンは行っていません。MPGの活動を知るきっかけになれば幸いです。