鐘もついたしね


わたくしのダーリン・ダールマーを納めて参りました。
もともと神仏習合の流れを汲むお稲荷さんへ。
鎮まる祝詞ではなく、初めて、今年、
やけに濃厚な眼差しの熱情ほとばしる般若心経を浴び、
へろ〜んとヨロメいてしまう。
一瞬、永きにわたって人々を離さない蜜壺をのぞいてしまったのかもしれない。
ああ。そっか。ああいう感覚か。

世界の平和、国家の安定、家内安全を願いながら
向こうに見える大鳥居からずっと歩いて、
ここ奥まで1円玉の旅がらす詣出。
ぎりぎりまで近付きたかったけれど、
もう、脚がケタケタ笑ってしかたない。
大丈夫。己の分はわきまえています。